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バーバルとノン・バーバルのあいだ [母乳育児]

 先日、ひろくんの予防接種で小児科を訪れた時のこと。

 前に座っていた2才前後とおぼしき男の子がお母さんに甘えて「おっぱい~」と言ったら、お母さんが「おうちでね」と優しく言っていました。

 あれくらいになると、ちゃんとおっぱい欲しいって言葉で言えるんだ~[exclamation]おっぱいすぐにもらえなくても、家までがまんできるんだ~[exclamation×2]2才くらいでもおっぱい飲んでる子、ふつうにいるんだ~[exclamation]と、いろいろと感心してしまいました。

 ちなみに、現在ひろ氏は10か月。おっぱいがほしいときは、「まんまんま~」と言いながら私に寄ってきます。もっと小さいころはただ泣くだけ。眠いのか、おっぱいなのか、おむつなのか・・泣き声にあたふたしながらお世話してましたが、けっこう泣き声だけでも理解できるのが不思議。

 コミュニケーションには言語を介さない「ノンバーバル(非言語)コミュニケーション」と「バーバル(言語)コミュニケーション」があります。ひろはおなかがすいているときに「まんまんま~」と言っているように聞こえることがあったり、最近機嫌が良いときには、「あぶあぶあば~」とさえずったり・・音は出ているのですが、意味があるのかはよくわからず・・さしずめ、バーバルとノンバーバルのあいだにいるのかな?それとも、まだまだノンバーバルの住人かしら・・・?

 ところで、女性は(そして育児に参加する男性も)このノンバーバルコミュニケーションの能力を育児を通して飛躍的に高められるのではないかと思います。言葉はなくとも、わが子のことがわかってしまう[exclamation]こんな能力は出産前は想像もできなかったし、出産後すぐもわからなくてあたふたしたけれど、今や、しぐさや声の調子でたいていのことは分かってしまう。すごい能力だと思います。

 正確な割合は覚えていないのですが(汗)、確かコミュニケーション全体の9割がノンバーバルで、バーバルな部分は一割くらいしかない、そうです。(見た目とか、第一印象とかで伝わることも多いですよね)もともと女性はノンバーバルコミュニケーションの能力が高い人も多いと思うのですが、育児によりさらにその力をアップ[グッド(上向き矢印)][グッド(上向き矢印)]させることができるんじゃないかと思います。育児の特典[ぴかぴか(新しい)]ですね。

 仕事に復帰する人、しばらくは育児に専念する人、いろいろだと思いますが、ここでノンバーバルコミュニケーションの受信能力を高めておくことは、どんな道を歩むにせよ今後の人生に大きくプラスになるのでは?と思いました。

 何言ってるか分からない乳児といると、イライラしてしまう・・なんて瞬間もありますよね。育児の大部分はまだまだ女性に負担がかかることも多いと思い。でも、こういういいこともあるんじゃないかなと、待合室のほほえましい母子のやりとりを見たことをきっかけにちょっと考えてみました。

 
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kano

こんにちは。
我が子は5ヶ月ですが未だ一人遊びができず、1日中何かしらでグズグズしています。
今週は鼻炎で外出を控えていたため1日中2人きりでグズリに付き合い「もう何で〜(悲)」とちょっと思ったりしていましたが、「ノンバーバルコミュニケーション能力を高められる」とは、なんてポジティブな考え方!
考え方ひとつですね。そう思ったら、また楽しく乗り切れそうな気がしてきました。
by kano (2010-12-10 10:01) 

kanamebach

kanoさん

こんにちは。
コメントありがとうございます☆

ずっとぐずりに付き合うとは、大変でしたね。
育児をしてると、「大変」が日常になるけれど、これも修行!と思って日々対処していると、人間としてちょっと成長できるかな~そうだったらいいな~と思っています。子どもと一緒に自分も成長できたらいいですよね。
by kanamebach (2010-12-11 22:01) 

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