啓子先生のハグ [日常]
先週、地元・セントレア空港で、沖縄在住の精神科医、越智啓子先生のワークショップがあったので参加してきました。
妊娠中に啓子先生の『生命の子守歌』という本を図書館で借りて読んだり、啓子先生のクリニックの漫画(女性××に掲載されてました)を数年前よく喫茶店(名古屋の喫茶店はひつまぶし・・じゃなくて、ひまつぶしできる雑誌が豊富にそろえてあるのです)で読んでいたこともあって、啓子先生に地元で会える~と、ルンルンで参加しました(参加できたのは、ひろくんを見ていてくれた優しいダーリンのおかげです)
お会いした啓子先生はチャーミングで母性あふれた方でした。
途中、80人いる参加者一人一人をハグしてくださったのですが、なんだか、抱きしめてもらって、泣けてきました。(啓子先生は特に小児精神科医として活躍されていた頃からハグ療法を実践されていたそうですが、まさかワークショップで一人一人にしてくださるとは知らず・・・あとから聞いたら、これがあるからワークショップの人気が高いのですって。すぐに定員に達してしまうそうな・・申し込めてラッキーでした)
ハグされるとは知らなかったので、「ぎゅっ」とされて最初はとまどったのですが、メッセージもいただいて、ほんとうに暖かいものに包まれた不思議な経験でした。実際啓子先生は私の母親にもなれる年代だとお見受けしましたが、「おかあさ~ん」とついつい言いたくなってしまうような・・やっぱりハグはいいですね~日本人はあまりやらないけれど・・もっともっとみんなでハグしてもいいんじゃないかと思います。最初は恥ずかしいかもしれないけれど(ちなみに、専攻の性質上、学生時代の友達や先生にはハグ文化に慣れ親しんだり、理解のある人が多いので、日本人同士でもハグしてたけど・・まだまだ少数派だろうなー)
啓子先生の本をもっと読みたくなってこちらの本も読んでみました↓
児童精神科医としての経験から、こどもを抱きしめること、「生まれてきてくれてありがとう」と声をかけること・・など書いあって、その大切さがよ~く分かりました。著述活動を始めた初期のころの本でまだそんなにぶっとんでないし(?)読みやすいと思います(他にも、『親子を癒す子育てのヒント』という本や、胎内記憶の研究で有名な池川明先生との対談の本もあるみたいです)
文章からも啓子先生の母性や人間に対するやさしさがビシバシ伝わってきて、読んでいるだけで自分の癒しになるし、新米母の教科書にもなります。(他にも高校で教壇に立った時の経験があり、とても参考になりました。この本を読んだら、私は職場で若い人たちにしてはいけないことをいろいろしていたような・・真っ赤なチャイナドレスで教壇にはさすがに立てないかもしれないけど、復職したら、見習いたい点がたくさんあります)
ワークショップの内容は曼荼羅塗り絵をしたり、コンパスでマイ・曼荼羅を作ってみたり・・・これまた参加者ひとつとしておなじものはなく、日本社会って同調圧力が強いから、「みんなといっしょ~」で安心してしまう人も多いですが、やっぱり人間はひとりひとりが独立していてユニークなんだな、と再確認。自分の心の中にある色をもっともっと出して生きていいんだな~と思いました。最後は「すべては上手くいっている」と言いながら、カニ踊りをして終了。本で読んでいたけど、実際にカニ踊りやってみて楽しかった~以来生活にとり入れています(私がイライラすると、夫が「カニ踊り!」と言ってカニ踊りしますが、即効性があります)
ちなみに3時間のワークショップのあいだ、ひろくんは空港内の芝生で海苔を食べたり、スカイデッキではしゃいだり、楽しいお父さんとの時間を過ごせたようです。父子の密度の濃い時間を提供できたみたいで、よかったな~
妊娠中に啓子先生の『生命の子守歌』という本を図書館で借りて読んだり、啓子先生のクリニックの漫画(女性××に掲載されてました)を数年前よく喫茶店(名古屋の喫茶店はひつまぶし・・じゃなくて、ひまつぶしできる雑誌が豊富にそろえてあるのです)で読んでいたこともあって、啓子先生に地元で会える~と、ルンルンで参加しました(参加できたのは、ひろくんを見ていてくれた優しいダーリンのおかげです)
お会いした啓子先生はチャーミングで母性あふれた方でした。
途中、80人いる参加者一人一人をハグしてくださったのですが、なんだか、抱きしめてもらって、泣けてきました。(啓子先生は特に小児精神科医として活躍されていた頃からハグ療法を実践されていたそうですが、まさかワークショップで一人一人にしてくださるとは知らず・・・あとから聞いたら、これがあるからワークショップの人気が高いのですって。すぐに定員に達してしまうそうな・・申し込めてラッキーでした)
ハグされるとは知らなかったので、「ぎゅっ」とされて最初はとまどったのですが、メッセージもいただいて、ほんとうに暖かいものに包まれた不思議な経験でした。実際啓子先生は私の母親にもなれる年代だとお見受けしましたが、「おかあさ~ん」とついつい言いたくなってしまうような・・やっぱりハグはいいですね~日本人はあまりやらないけれど・・もっともっとみんなでハグしてもいいんじゃないかと思います。最初は恥ずかしいかもしれないけれど(ちなみに、専攻の性質上、学生時代の友達や先生にはハグ文化に慣れ親しんだり、理解のある人が多いので、日本人同士でもハグしてたけど・・まだまだ少数派だろうなー)
啓子先生の本をもっと読みたくなってこちらの本も読んでみました↓
児童精神科医としての経験から、こどもを抱きしめること、「生まれてきてくれてありがとう」と声をかけること・・など書いあって、その大切さがよ~く分かりました。著述活動を始めた初期のころの本でまだそんなにぶっとんでないし(?)読みやすいと思います(他にも、『親子を癒す子育てのヒント』という本や、胎内記憶の研究で有名な池川明先生との対談の本もあるみたいです)
文章からも啓子先生の母性や人間に対するやさしさがビシバシ伝わってきて、読んでいるだけで自分の癒しになるし、新米母の教科書にもなります。(他にも高校で教壇に立った時の経験があり、とても参考になりました。この本を読んだら、私は職場で若い人たちにしてはいけないことをいろいろしていたような・・真っ赤なチャイナドレスで教壇にはさすがに立てないかもしれないけど、復職したら、見習いたい点がたくさんあります)
ワークショップの内容は曼荼羅塗り絵をしたり、コンパスでマイ・曼荼羅を作ってみたり・・・これまた参加者ひとつとしておなじものはなく、日本社会って同調圧力が強いから、「みんなといっしょ~」で安心してしまう人も多いですが、やっぱり人間はひとりひとりが独立していてユニークなんだな、と再確認。自分の心の中にある色をもっともっと出して生きていいんだな~と思いました。最後は「すべては上手くいっている」と言いながら、カニ踊りをして終了。本で読んでいたけど、実際にカニ踊りやってみて楽しかった~以来生活にとり入れています(私がイライラすると、夫が「カニ踊り!」と言ってカニ踊りしますが、即効性があります)
ちなみに3時間のワークショップのあいだ、ひろくんは空港内の芝生で海苔を食べたり、スカイデッキではしゃいだり、楽しいお父さんとの時間を過ごせたようです。父子の密度の濃い時間を提供できたみたいで、よかったな~
懐かしい味 [日常]
風邪でお熱が出たひろくんのために、りんごをすりすりすり・・・
風邪薬のシロップを混ぜて飲ませます。
テイスティングで、ちょこっとなめてみたら・・・
おおっ
この味、知ってる!
風邪薬をシロップで飲んだことなんて、遠い昔すぎて覚えてませんが、確かに私も飲んだことがある味だと舌が覚えていました(子どもの頃、甘い味のついた粉薬が好きで、朝ご飯のあとに薬を飲んで、徒歩での保育園への登園中、ずっと舌にのせて味を楽しんでいた(?)記憶もよみがえってきました)
育児って、自分のこども時代との再会でもあるんだな~と、ほんわかしました。
さて、自然な手当法を紹介しているこちらの本↓によると、発熱の時は大根をすりおろして、しょうが、しょう油、番茶といっしょにして飲むとよい・・とのこと。母乳を飲んでいる場合は母親が飲む、とのこと。今から大根買ってきて、トライしてみようかなと思います。(これは甘いシロップと違って、ちょっとすごい味そう・・)
風邪薬のシロップを混ぜて飲ませます。
テイスティングで、ちょこっとなめてみたら・・・
おおっ
この味、知ってる!
風邪薬をシロップで飲んだことなんて、遠い昔すぎて覚えてませんが、確かに私も飲んだことがある味だと舌が覚えていました(子どもの頃、甘い味のついた粉薬が好きで、朝ご飯のあとに薬を飲んで、徒歩での保育園への登園中、ずっと舌にのせて味を楽しんでいた(?)記憶もよみがえってきました)
育児って、自分のこども時代との再会でもあるんだな~と、ほんわかしました。
さて、自然な手当法を紹介しているこちらの本↓によると、発熱の時は大根をすりおろして、しょうが、しょう油、番茶といっしょにして飲むとよい・・とのこと。母乳を飲んでいる場合は母親が飲む、とのこと。今から大根買ってきて、トライしてみようかなと思います。(これは甘いシロップと違って、ちょっとすごい味そう・・)
237g [日常]
今日は朝から雨で、ひろくんと外にお散歩に行けないし、憂鬱・・・だったのですが、
お昼にかぼちゃの白あえを作ろうと思って、かぼちゃを冷蔵庫から取り出したら、大きかったので、「半分でいいや」と、包丁でざっくり切ってみました。何グラムになったか、デジタル計りで計ってみたら・・・237g。ちなみにもう半分は何gかな?と計ってみたら237g。・・・ほんとうに1グラムも違わず半分になってしまいました!(信じられなくてもう一回計測しても同じ値でした)
おおすごいじゃん~私!と感激してしまいました。
だからって何?という話なのですが、閉塞感で一杯の一日はこういうことがあると、なんだか面白くなったりします。
ちなみに、夫には鼻で笑われましたが・・・
お昼にかぼちゃの白あえを作ろうと思って、かぼちゃを冷蔵庫から取り出したら、大きかったので、「半分でいいや」と、包丁でざっくり切ってみました。何グラムになったか、デジタル計りで計ってみたら・・・237g。ちなみにもう半分は何gかな?と計ってみたら237g。・・・ほんとうに1グラムも違わず半分になってしまいました!(信じられなくてもう一回計測しても同じ値でした)
おおすごいじゃん~私!と感激してしまいました。
だからって何?という話なのですが、閉塞感で一杯の一日はこういうことがあると、なんだか面白くなったりします。
ちなみに、夫には鼻で笑われましたが・・・
しろたん、ありがとう☆ [日常]
最近、硬派な(?)記事ばかり書いていたので、ちょっとゆるいお話・・
夏のはじめにショッピングモールでばっちり目があって、わが家に連れ帰った「しろたん」↓
ひろくんがむんず!と掴んでむぎゅ~~ぅとキスしてます(質感・形がおっぱいに似ている!?)
ひろくんが気に入ってくれてよかったな~、と思っていたのですが、私もふわふわしているのをなでたり、しろたんを膝にのせてひろくんに話しかけるとなんとも心が落ち着いて心穏やかになれることに気付きました
ぬいぐるみって、子供時代に卒業したと思って最近ではもう愛でることはなくなっていましたが、こどもが生まれて「再会」してみると、自分もほんわかしてしまいます。自分はもう子供もいるし、正真正銘の大人なんだけれども、育児をすることによって子供時代と再会できるんだなぁ・・と思ったり。
おもちゃも、あんまりこどもこどもしたキャラクターものより、大人も和めるものを買うと、心がふっと和らぐ瞬間があってこれはいいな~と思いました。
ありがとう、しろたん☆
夏のはじめにショッピングモールでばっちり目があって、わが家に連れ帰った「しろたん」↓
ひろくんがむんず!と掴んでむぎゅ~~ぅとキスしてます(質感・形がおっぱいに似ている!?)
ひろくんが気に入ってくれてよかったな~、と思っていたのですが、私もふわふわしているのをなでたり、しろたんを膝にのせてひろくんに話しかけるとなんとも心が落ち着いて心穏やかになれることに気付きました
ぬいぐるみって、子供時代に卒業したと思って最近ではもう愛でることはなくなっていましたが、こどもが生まれて「再会」してみると、自分もほんわかしてしまいます。自分はもう子供もいるし、正真正銘の大人なんだけれども、育児をすることによって子供時代と再会できるんだなぁ・・と思ったり。
おもちゃも、あんまりこどもこどもしたキャラクターものより、大人も和めるものを買うと、心がふっと和らぐ瞬間があってこれはいいな~と思いました。
ありがとう、しろたん☆
満6か月 [日常]
産後に初めて知ったのですが、赤ちゃんの生後6ヶ月のお誕生日を「ハーフ・バースデー」と世間ではいうそうです。
最初は、「なんで半年で?」と思ったのですが、先日、無事息子が満6ヶ月を迎えられて、感慨深いものはやっぱりありました。お祝いしたくなる気持ち、分かりました。
生まれて2、3ヶ月まではとても時の流れが遅かったです。出産すればすぐに母親が出来上がるわけではなく、母となったとまどい、お世話をしなきゃいけないんだというとまどい・・・育児は待ったなしなので、いちおう「母」としての動きはしているのですが、心がついていかないというか・・・また、出産して幸せなはずなのに、夫との関係、私の実家や、夫の実家とのバランス・・・等々の問題に悩まされ、ものすごく辛くなったときもありました。
出産後3ヶ月あたりからは体調もよく崩したし・・・
それでも、息子はすくすく6ヶ月まで育ってくれて、今日も暑いのに最近覚えた寝返りでころころころころ・・・私を見つけて「にこっ」と笑って、おっぱい飲んでぐうぐう寝んね・・・
他に何もいらないから、私にはひろくんだけいてくれればいいな!と、思ってしまいました。
ありがとうね!
↑
と、ここまで書いてアップしたら夫がスネてしまいました・・・
ごめんごめん、もちろんあなたも大切だよ。
いつもありがとうね!
最初は、「なんで半年で?」と思ったのですが、先日、無事息子が満6ヶ月を迎えられて、感慨深いものはやっぱりありました。お祝いしたくなる気持ち、分かりました。
生まれて2、3ヶ月まではとても時の流れが遅かったです。出産すればすぐに母親が出来上がるわけではなく、母となったとまどい、お世話をしなきゃいけないんだというとまどい・・・育児は待ったなしなので、いちおう「母」としての動きはしているのですが、心がついていかないというか・・・また、出産して幸せなはずなのに、夫との関係、私の実家や、夫の実家とのバランス・・・等々の問題に悩まされ、ものすごく辛くなったときもありました。
出産後3ヶ月あたりからは体調もよく崩したし・・・
それでも、息子はすくすく6ヶ月まで育ってくれて、今日も暑いのに最近覚えた寝返りでころころころころ・・・私を見つけて「にこっ」と笑って、おっぱい飲んでぐうぐう寝んね・・・
他に何もいらないから、私にはひろくんだけいてくれればいいな!と、思ってしまいました。
ありがとうね!
↑
と、ここまで書いてアップしたら夫がスネてしまいました・・・
ごめんごめん、もちろんあなたも大切だよ。
いつもありがとうね!
感動☆のお宮参り [日常]
日曜日は良いお天気でしたね。
Hiroのお宮参りに名古屋は熱田神宮へと出掛けて参りました。
暖かくなるのを待って、お彼岸を避けたりとか、家族の仕事の忙しい時を避けたり、お日柄を考えたりして、生後89日目の遅い初宮詣でとなりました。
無事終わってほっとしていますが、今日は感動、というか、心に残ること、心洗われることがありました。
いろんなことを感じて、いろんなことが心に落ちてきました。
顔は恥ずかしいので、後ろ姿。Hiroを抱っこし、一つ身(着物)を羽織り、背中にでんでん太鼓やら犬の張子やらお札やらいろいろつけています(ほんとは五円玉もつけるもんらしいです)
一つ身の中ではスリングで抱っこしてます。スリング、お宮参りで大活躍でした~
でも、この一つ身という赤ちゃんを抱っこして羽織る着物も言ってみれば、スリングと同じ「ベビーウェアリング」だよなあ・・と思います。
高校の時、古典か何かを読んでいて、
「身二つになる(みふたつになる)」
という表現が印象に残りました。これは、出産するという意味です。それまで母と胎児で一体だったのが、出産後は二つの体に分かれる、ということですね。でも、この一つ身をおかあさんが纏って、あかちゃんを抱っこすると、再び「一つ身=一つのからだ」になるわけで・・なんだか感慨深いものがありました。妊娠してたころが懐かしいです。
また、さらに、神社自体も、参道は産道、それに続くお宮は子宮を表しているとも言われていますよね。そんな場所に一つ身をまとってお参りして、生まれる、ということの不思議、私や息子(や夫や両親)が今、ここに在ることの不思議に頭がぼーっとしてしまいました。
参拝後、時間があったので、お茶を一服いただきました。お茶処のそばの池には肥えた鯉が泳ぎ、かめさんたち(すっぽん、かな?)が日光浴していて、藤棚には藤の花がしだれ咲き、・・すごくほのぼのとしていて、Hiroもご機嫌さんでした
日々育児をしていると、こういう時間が持てるのが奇跡みたいです。
そうそう、熱田神宮にはぴかぴかの授乳室やおむつ替えできる場所が新しくなった祈祷所の待合室にありました!赤ちゃん連れにはこういう場所があるだけで、すごくリラックスできますよね。これにはすごく感動。
さらに、中国語を喋る観光の一団に「可愛~!」と声をかけられたり(私は恥ずかしがりなので、はにかんでスタスタ通りすぎてしまいましたが。もちろん可愛いのは私が抱っこしていたHiroですよ・・)とか、フランス語を喋る欧米系のお母さんとちいさい子供が散歩していて、お互いスマイルでコミュニケーションをとってみたりとか・・
あー、なんだか楽しかった。
Hiroのためのお宮参りだけど、神様が私の心をじゃぶじゃぶと洗い流してくださったみたいです。
私と夫とそれぞれの両親と会食をしたあと、疲れてるはずなのに、すご~~く、すっきり、心は晴れ晴れ、です。お宮参りには、こんな効果があったのね
大きな木がたくさんあるし、森林浴効果もあるのかな?
というわけで、熱田神宮、赤ちゃんとのお出かけにまた行きたいな~
Hiroのお宮参りに名古屋は熱田神宮へと出掛けて参りました。
暖かくなるのを待って、お彼岸を避けたりとか、家族の仕事の忙しい時を避けたり、お日柄を考えたりして、生後89日目の遅い初宮詣でとなりました。
無事終わってほっとしていますが、今日は感動、というか、心に残ること、心洗われることがありました。
いろんなことを感じて、いろんなことが心に落ちてきました。
顔は恥ずかしいので、後ろ姿。Hiroを抱っこし、一つ身(着物)を羽織り、背中にでんでん太鼓やら犬の張子やらお札やらいろいろつけています(ほんとは五円玉もつけるもんらしいです)
一つ身の中ではスリングで抱っこしてます。スリング、お宮参りで大活躍でした~
でも、この一つ身という赤ちゃんを抱っこして羽織る着物も言ってみれば、スリングと同じ「ベビーウェアリング」だよなあ・・と思います。
高校の時、古典か何かを読んでいて、
「身二つになる(みふたつになる)」
という表現が印象に残りました。これは、出産するという意味です。それまで母と胎児で一体だったのが、出産後は二つの体に分かれる、ということですね。でも、この一つ身をおかあさんが纏って、あかちゃんを抱っこすると、再び「一つ身=一つのからだ」になるわけで・・なんだか感慨深いものがありました。妊娠してたころが懐かしいです。
また、さらに、神社自体も、参道は産道、それに続くお宮は子宮を表しているとも言われていますよね。そんな場所に一つ身をまとってお参りして、生まれる、ということの不思議、私や息子(や夫や両親)が今、ここに在ることの不思議に頭がぼーっとしてしまいました。
参拝後、時間があったので、お茶を一服いただきました。お茶処のそばの池には肥えた鯉が泳ぎ、かめさんたち(すっぽん、かな?)が日光浴していて、藤棚には藤の花がしだれ咲き、・・すごくほのぼのとしていて、Hiroもご機嫌さんでした
日々育児をしていると、こういう時間が持てるのが奇跡みたいです。
そうそう、熱田神宮にはぴかぴかの授乳室やおむつ替えできる場所が新しくなった祈祷所の待合室にありました!赤ちゃん連れにはこういう場所があるだけで、すごくリラックスできますよね。これにはすごく感動。
さらに、中国語を喋る観光の一団に「可愛~!」と声をかけられたり(私は恥ずかしがりなので、はにかんでスタスタ通りすぎてしまいましたが。もちろん可愛いのは私が抱っこしていたHiroですよ・・)とか、フランス語を喋る欧米系のお母さんとちいさい子供が散歩していて、お互いスマイルでコミュニケーションをとってみたりとか・・
あー、なんだか楽しかった。
Hiroのためのお宮参りだけど、神様が私の心をじゃぶじゃぶと洗い流してくださったみたいです。
私と夫とそれぞれの両親と会食をしたあと、疲れてるはずなのに、すご~~く、すっきり、心は晴れ晴れ、です。お宮参りには、こんな効果があったのね
大きな木がたくさんあるし、森林浴効果もあるのかな?
というわけで、熱田神宮、赤ちゃんとのお出かけにまた行きたいな~